ざっくり日本史その2[縄文時代]
縄文時代をざっくりまとめます。
縄文時代 1万3000年前〜前400年
- 青森県の三内丸山遺跡:500人が暮らす巨大集落。
- 竪穴住居に定住。狩猟だけでない。栗林を人の手で管理。
- 縄文土器は、縄で模様をつけてたから。600〜800度で焼く(低温)
- 磨製石器のおの、石うすなど加工された石器を使用
- 貝塚から豊かな食生活
- 土偶、抜歯、屈葬など宗教的な風習
縄文時代の世界の動き 1万3000年前〜前400年
- 黄河文明 紀元前6000年頃 中国の長江下流で稲作が始まる。殷の建国
- エジプト文明 紀元前3000年 ピラミッド建設。
- インダス文明 紀元前2500年頃 都市や水路が整備。モヘンジョ・ダロ遺跡
- メソポタミア文明 前1800年前頃 世界初のハンムラビ王のウル・ナンム法典で「目には目を」などの罰則が定められている
- 西アジアでヒッタイトが鉄器で勢力拡大。バビロニアを滅ぼす 紀元前1700年頃
- ギリシャで古代オリンピック開催 前776年
ここまでは「学研まんが NEW日本の歴史1」に書かれてる内容です。
やはり記事に書こうと思って改めて読むと、良くまとまってるなと思います。
漫画の部分ではなく、年表・解説などがです。
大人の学び直しにもちょうどよいと思います。
漫画部分は他の出版社の方が詳しいですが、DVD付きである学研がやはりオススメです。
縄文時代の裏読み
- 世界との差がすごい。日本で土偶をつくってたとき、エジプトではピラミッドをつくっていた。
- 日本は歴史を遡って考えても、資源の絶対量が少ない日本は、世界の最先端にいかに早く追いついていくかが非常に重要である、と再認識した
- しかし4大文明が発達したような恵まれた土地というのは、逆に独裁的な政治形態の土壌になりやすいのかもしれない、と一方で感じる。一長一短
- 文字の発明が、文明の発展スピードと、統治範囲の拡大を支える上で重要な役割を果たしている→日本には文字がないので、縄文時代から弥生時代にかけての発展速度がゆっくりである
ということで、今回は縄文時代についてざっくり書いてみました。
ほんと日本で特に書くことがなく、逆に世界の4大文明とのコントラストがはっきりして面白かったです。改めて日本の立ち位置がよくわかったという感じです。
今回もお読み頂きありがとうございました。